助成金は国の施策を実現するために支給されるものです。助成金は返済する必要のないお金です。企業経営にとって大きなメリットとなり、経営の安定につながります。
厚生労働省関係の助成金は、会社が支払っている労働保険料の一部を財源としています。保険料を支払うだけでなく制度を有効活用しましょう。
①労働保険の適用事業所であること ②労働保険料の滞納がないこと ③就業規則、出勤簿、賃金台帳など、法律で作成が義務づけられている帳簿を備えていること ④事前に計画の作成、提出等の手続きを行うこと |
助成金を上手に活用するために、一般的な事項ついて確認しておきましょう。 □下記の書類は整備されていますか。 □労働者名簿 □出勤簿(タイムカードなど) □賃金台帳又は給与明細など □労働条件通知書又は雇用契約書 □就業規則はありますか。 ※労働者10名以上の場合、所轄労基署への提出義務があります。 □雇用保険の手続きは適正に行われていますか? □31日以上引き続き雇用することが見込まれる従業員で1週間の 所定労働時間が20時間以上の者を、加入させていますか? □社会保険(健康保険・厚生年金)の手続きは適正に行われていますか □1週間の所定労働時間及び1ヶ月の所定労働日数が正社員の 3/4以上のパート・アルバイトを加入させていますか? □労働保険料の滞納はありませんか。 □最近6ヶ月以内に、会社都合で解雇した従業員はいませんか? □最近5年間において、助成金について不正受給をおこなったことは ありませんか。 □会社の役員に、過去5年間において他の会社で助成金の不正受給に 関与した役員はいませんか。 □過去1年間に、労働関係法令違反により送検処分を受けていることは ありませんか。 □暴力団や風俗関係等関係事業主ではありませんか。 |
助成金での中小企業とは、「資本金(出資の額)」又は「常用労働者数」のいずれかが下記に該当する会社のことです。どちらも超える場合は大企業となります。