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「仕事において何か達成しているがゆえに満足な者がいる。逆に、大過なく過ごせるがゆえに満足な者がいる。何事にも不満をもつがゆえに不満な者がいる。あるいは、より優れた仕事を行いたいがゆえに、自分自分やチームの仕事を改善したいがゆえに、さらにまたより大きな仕事をよりよく行いたいがゆえに現状に不満な者がいる。」

P.F.ドラッカー 訳:上田惇生 (2006)『現代の経営(下)』ダイヤモンド社

 「現状不満足」、この言葉は常に意識する言葉です。日々の仕事を行っていく中で、一日一日、精一杯自分の力を出し切って、集中して取り組んだのであれば、それは自分をほめてもよいと思います。

 ただし、それで満足してしまってはどうでしょう?力を出し切ってその結果、何か大きく進んだ、変わったのであれば成長しているのだと思いますが、単にルーティンをこなすだけで、昨日より進歩していないような状態で満足してしまっていませんか?

人間は環境に順応します。よくも悪くも順応する、機能を持っています。そのため、現状に満足して変化を起こそうとしないことにも慣れてしまいます。現在の仕事の方法や結果に多少の不便や不満を持っていたとしても、そのことを意識して改善していこうとしない限り、順応してしまし、その環境で、満足してしまいます。自分や組織が、現状より、次の段階へ進んでいくためには「現状不満足」、目標を定め、現状と目標とのギャップを埋めていく努力が必要となっていきます。

ドラッカーのことの言葉は、多くの人にわかりやすく、響くのではないかと思います。