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独学での勉強

受験回数3回ですので、決して一発合格と自慢できる(合格したのちは特に誰に自慢できるものでありませんが)ものではありませんが、独学でも合格することができました。(合格は10年前、登録9年前)

当時、サラリーマンとして働いており、資格学校に通うのも比較的時間もかかり、まず無理ということで、独学でやってみることにしました。

受験1年目

受験のきっかけは、営業から総務部門に配属となったものの、雇用保険・社会保険の資格取得・喪失手続きも分からず、離職票の書き方もネット検索、労災手続きも手探り状態で、これではいかんと一念発起。

社労士の勉強を始めて、ほぼ受験勉強らしきことはせず、無謀にチャレンジ。

結果は、労基法のみ合格で残りの科目は基準点割れ。

受験2年目

1年目の反省から、問題集・テキスト(市販)を購入し、勉強。

仕事の関係で、衛生管理者を取得する必要があったため、労働安全衛生法などを中心に勉強し、受験前に第1種衛生管理者に合格し、2年目も労働関係科目はすべてクリアするものの、年金で基準点割れ。

問題集なども休日にこなしていたつもりでしたので、かなりのショック。

ただ、実務をこなしながら、ハローワークや労働基準監督署、年金事務所で手続きの不備を指摘されるたび、条文などを読み、指摘された理由などを調べるうちに、各科目の問題についても理解が深まっていきました。

受験3年目

2年目の受験が終わり、持ち帰った問題集と各資格学校からの回答を照らし合わせると、年金科目で基準点に達していないことが分かり、そこで少し休憩。

2回目の受験終了から、気持ちの切り替えに少し、時間を要しました。

受かる気がしないような、気持ちに・・・。

ただ、独学で受けてきたため、少し勉強方法そのものの見直しを休息がてら行いました。

2回目の受験終了から、受験3年目のスケジュール

2回目の受験が8月下旬に終わり、しばらくは休息。その後のスケジュールです。

①まずは脳科学の本を読みあさった。

茂木健一郎先生の脳科学本を読みあさりました。結果、脳の仕組みをソラで言えるくらい読みあさり、記憶に関する仕組みをまず理解。

★短期記憶 ➡ ★近時記憶 ➡ ★長期記憶

●短期記憶は、数秒から数分程度、脳の中にとどまる記憶のこと。

●近時記憶は、数時間から1週間程度、脳にとどまっている記憶。

●長期記憶は、数か月~数十年の間、忘れないでいる記憶のこと。

脳には、日ごろ、目や耳、嗅覚や触覚から様々な情報がインプットされます。それを整理しないと、パソコンに大量脳情報を同時にインプットするのと同様にすべて保存してしまうと、大量の情報が蓄積され、メモリーがいっぱいになってしまいます。

そのため、情報を整理しながら、よく使う情報を保存しようとします。

車を運転しながら一度で道順を覚える人も中にはいるでしょうが、たいていは、記憶があいまいで、一度、訪れた場所でも迷ってしまうことがあります。

何度も訪れる場所は、グーグルマップで検索しなくてもすんなりと行けるようになります。

これは脳の中に記憶と記憶を結ぶ、(シナプス同士を結ぶ)回路ができ、必要な時にその情報を引き出せるようになるからです。

引っ越しばかりの時など、自分の住所が思い出せなくても、だんだん、複数回、住所を記載していくことで自然と覚えてしまうことなどもそのような状態です。

自分の名前、住所など、生きていくうえで必要な情報は、記憶と記憶を結ぶ回路、シナプス同士をつなぐ回路が太くなりますので、情報の引き出しも上がってきます。

これを試験勉強に置き換えると、繰り返すことで脳に、「この情報は生きていくうえで必要な情報だ」と認識させることになります。

繰り返し、繰り返し、使うことでシナプス同士のつながりが強固になり、短期記憶から、長期記憶へと、情報の保存場所が変わってきます。

アハ!体験で覚える

茂木先生のブログにアハ!体験の記述があります。

「英語では、「ああ、そうか!」と気付いた時の感覚を「アハ!という言葉で表す。このため、一瞬のうちに何かに気付くプロセスは、「アハ!」体験とも呼ばれる。
 最近の研究によって、「アハ!」体験のような創造的なプロセスも、広い意味では学習の一部であることが判ってきた。学習と創造性は直接には結びつかないような印象もあるが、実際には両者は深く関係しているのである。
 「アハ!」体験を生み出す脳のメカニズムは、「一発学習」とも呼ばれる。一度気付けば、もう二度と忘れることがないので、「一発」で完結する「学習」だとされる。 」

資格スクールに通う場合と異なり、独学での受験は、自分で気づくことが重要になります。理解できない問題の場合、テキストを読んでみても理解できないこともあります。

そういった問題にあたった場合、悩まず、問題回答の解説を読んで、「ああ、そういうことか」という、プチアハ!体験を繰り返します。

本当のアハ!体験は、一発学習と呼ばれるように二度と忘れませんが、プチアハ!体験も繰り返すことで、先ほどの短期記憶から長期記憶へ返還されるように情報が海馬へと蓄積されていきます。

短期記憶から長期記憶へ

短期記憶から長期記憶へと変換させていくために、本試験用の問題集やテキストを最初から最後まで繰り返すのではなく、一問一答式の問題集に切り替えました。

一問一答式の問題集を繰り返すことで、時間的に1週間から10日程度に2巡目に入ることができます。

テキストはあくまで合間に読む程度で、ひたすら問題集を繰り返すことで、複数回、脳にプチアハ!体験をインプットします。

そうすることで、短期記憶➡近時記憶➡長期記憶のループを完成させます。



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