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いよいよ受験勉強

銀行業務検定が終わり、3月くらいからようやく本格的に受験勉強です。

六法全書または労働六法

これは、今でも社労士として業務を行う際にも使っていますが、六法全書または労働六法は必要かと思います。

各法律には、第1条に「目的」が規定されています。

何のために制定された法律なのかが、「目的」条文には規定されています。

労働基準法などは、昭和22年制定の法律ですので、その当時は、この第1条に目的条文を置くような規定のされ方がありませんでしたが、その後の法律には、目的条文が規定されています。

【労働基準法 第1条】昭和22年制定

(労働条件の原則)第一条 

労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。

 この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

【厚生年金保険法 第1条】昭和29年制定

(この法律の目的)第一条 

この法律は、労働者の老齢、障害又は死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。

この目的条文を覚えるくらい、読み込んでおくことが重要となります。

何のために作られた法律なのか、法律が制定された時代背景やその当時の社会情勢なども含めて、理解することで問題の選択肢に迷ったときは、何のための法律なのかという、基本的なところに立ち返り、考えます。

労働相談などの実務においても法律と照らし合わせたときに、労働基準法は単に労働者のためということよりも、その法律制定時や改正時にどのような社会問題から法律制定・改正がなされたのかを考えていくことで、適切なアドバイスが行えるようになります。

判例などもよく「法の趣旨は・・・」などという記載があります。この趣旨を理解するためにも六法全書などで、法律の目的条文を覚え、理解することで試験中に迷ったときは、原則に立ち返ることができます。

問題集の選定

独学ですから、特に決まりもあるわけではありません。

私の場合は、普段は会社員として働いており、終業後やすき間時間を活用するしかありませんでした。

仕事中のほんの数分のすき間時間などを活用するために一問一答式の問題集を購入。

10年以上前の問題集ですから、今も販売しているかどうかは不明です。

とにかく一問一答式の問題集ですき間時間を活用していくことが目的でした。

5択式の本試験を想定したものは、すき間時間では活用できないため、とにかく、銀行の待ち時間などを活用するために常に持ち歩いていました(おかげでボロボロです)

実際の活用した痕跡。

自分の回答があっていたら、黒で日付を記入。間違っていたら、赤で日付を記入。

TACの問題集は試験直前まで使用し、8巡はしています。

科目ごとに分かれています。またIDEの問題集は、解説が非常に丁寧で、間違っていた際にも、解説を読むことで、プチアハ!体験ができました。

人間の脳は、その時は覚えているけど、1週間も経ってみればすっかり忘れていることがほとんど。

この一問一答式の問題集を可能な限り繰り返しました。

休日は、とにかく問題集を繰り返しましたが、平日は仕事の関係もあり、2時間くらいの勉強量でした。

テキストはTACの同じシリーズのテキスト1冊に絞りました。

他には、全国社会保険労務士会連合会が発行する、Q&A方式の書籍は読んでおりました。

一般常識科目は、割り切って、ヤフーニュースなどの見出しを読み、気になる記事は読んでいきました。すべてを網羅することはなかなか難しいため、ある程度の割り切りは必要かと思います。

まとめ

社労士試験ではとにかく、細かい知識を問われる出題が多いのと、問題数が多いため、数をこなしていく必要があると思います。

また実際の実務では、手続きも含め、疑問に思ったことは、原点に立ち返って考えることが必要となります。

一見、遠回りなような受験勉強方法ですが、今の実務には役立っているものと思っています。

後日談ですが、3年目の受験を8月下旬に追え、同じ勉強方法で、その年の10月に宅地建物取引主任者、11月にマンション管理士試験に合格しています。

受験が終わったばかりですから、まだまだ焦る必要はありませんが、来年へ向けて既に準備されている受験生の皆様の一助になればと思います。