令和2年度の地域別最低賃金額が公表されました。
令和2年度の地域別最低賃金の改定のポイントは、次のとおりです。
・最低賃金の引き上げを行ったのは40県で、1円~3円の引き上げ
・改定後の全国加重平均額は902円(昨年度901円)
・最高額(1,013円)と最低額(792円)の金額差は、221円(昨年度は223円)
・最高額に対する最低額の比率は、78.2%(昨年度は78.0%)
■広島県:871円➡871円(同額)
■山口県:829円➡829円(同額)
■岡山県:833円➡834円(1円上昇)
■島根県:790円➡792円(2円上昇)
■鳥取県:790円➡792円(2円上昇)
ここ数年は、平均3%ずつ上昇していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き上げ幅の減少と、引き上げをしない県もでました。
【厚生労働省公表資料】
新しい最低賃金の発効は、令和2年10月1日とする都道府県が多いものの、10月9日からとする県もあります。給与計算時に注意が必要です。
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