• TEL: (0823)25-5015
  • 助成金情報・人事労務に関する情報を社会保険労務士が徹底解説

日給者から休日に有給の申出は認められるか?

労働基準法第39条に定められる年次有給休暇は、労働契約、就業規則その他の定めによって労働の義務があると定められた日(所定労働日)に、労働の義務を免除されることによって休暇(休む)ことができるものです。

時給制や日給制の場合、就労しない日については、賃金(給料)が発生しません。

年次有給休暇については、労働義務のある日について、賃金の減額や減少を生じさせることなく、労働の義務を免除し、休暇が取れる制度です。

そもそも、就業規則や労働契約(労働条件通知書等で規定)で定められた休日については、既に労働の義務はない状態にあります。

休日に休暇を請求するということは、言い換えれば、既に労働の義務にない日について、労働の義務を請求することになります。

給与計算において、月給者の場合、年次有給休暇の取得は、賃金控除をしないということになりますが、日給制や時給制の場合は、年次有給休暇の取得は、その日の賃金をプラスする感覚になる人が多いと思います。

年次有給休暇の目的は、心身のリフレッシュですので、例えば日曜日が休日とされている会社で、日曜日に有休を取らせてください、と言われたとしても、これに応じる義務は生じないことになります。

かみ砕いた解説をすると、「日曜日休みなのですが、休ませてください。」と言われているような状態になります。

関連リンク「休日と休暇の違いって何?